臨床用質量分析の感度低下を抑制する8-4重極イオンガイドを開発
ガス流量5 L/minで透過効率56%を確認し、検査の安定運用への貢献めざす
日立および日立ハイテクは、検査センターや大規模病院で求められる、ホルモンや薬剤など血中濃度が低い低分子成分の安定した測定と分析装置の安定運用の両立をめざし、臨床用質量分析向けの「8-4重極イオンガイド*1」を開発しました。
血液などの液体試料を測る質量分析では、装置の入口から導入できるイオン量が感度を左右します。入口を広げるとイオンを多く取り込めますが、強い気流の影響でイオンの軌道が乱れやすくイオンの一部が装置内部に届かないことに加え、中性分子*2や帯電液滴*3が入り込みやすいことが課題でした。本技術は電場でイ...

