半導体回路研究がフィジカルAI時代に結実。現場を知能化する日立のエッジAI半導体
生成AIの広がりとともに、AI処理を担う半導体への注目が高まっている。その代表格が汎用AIチップのGPU(画像や映像の処理を専門に行う高速計算用半導体チップ)であることは確かだが、日立製作所 研究開発グループがめざしたのは、データセンターで使うような汎用AIチップではない。製造設備や検査装置、産業ロボットなどの現場の機器に直接搭載し、センサーから得られる信号をその場で処理し、AI推論を実行するための半導体、すなわち「エッジAI半導体」である。
実はこの最先端の半導体開発の原点は、長年磨き上げてきたアナログ・デジタル変換回路の技術にある。そこには半導体回路技術の研究が次第に縮小していく時代...