肺がん検査支援に向けて、走査電子顕微鏡観察とエネルギー分散型X線分光法による細胞解析技術を開発
細胞核の元素分析と面積の計測により、迅速細胞診の形態観察を補完する定量指標の提示をめざす
日立および日立ハイテクと国立がん研究センター中央病院は、肺がんが疑われる肺末梢病変の気管支鏡検査*1における迅速細胞診(ROSE)*2への応用を想定し、走査電子顕微鏡(SEM)*3観察とエネルギー分散型X線分光法(EDX)*4を組み合わせた定量的な細胞解析技術を開発しました*5。
従来のROSEでは、専門の医療従事者が光学顕微鏡により細胞の形態観察に基づいて検体の適正・不適正や良性・悪性を判定します。本技術では、SEM-EDX法*6により、細胞核ごとに、DNA構成元素であるリン(P)に由来する特性X...