大型放射光施設SPring-8を用いて、電気化学反応中の触媒状態を可視化する技術を開発
高効率な触媒設計でCO2資源化を推進し、カーボンニュートラル社会の実現をめざす
日立は、電気化学反応によるCO2資源化技術において、大型放射光施設SPring-8*1の高輝度X線を用いて、反応中の触媒*2の状態をリアルタイムで可視化する技術を開発しました。本技術により、触媒の反応性や耐久性の向上などに関する具体的な指針が得られ、高効率な触媒設計が可能となることが期待されます。日立は、大学や研究機関、企業との共同研究を通じて、電気化学反応によるCO2資源化技術の開発を推進し、持続可能なカーボンニュートラル社会の実現に貢献します。
近年、地球温暖化ガスである大気中のCO2を回収して資源化する...