脱炭素シナリオシミュレータを駆使し、地域の環境・経済・ウェルビーイングを高次元でバランスさせるべく自治体と協創する
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて政府が舵を切る中で、自治体にも脱炭素社会の実現に向けた取り組みが求められている。日立は、日立京大ラボが2017年に開発した起こり得る未来シナリオとそのシナリオ実現時に出現する「分岐点」を生成するAIシミュレーション技術を、自治体の脱炭素化に活用する「脱炭素シナリオシミュレーター」の開発と実証を進めている。地域の課題を可視化し、近い将来の地域の姿を構想しつつ、脱炭素に向けたシナリオづくりを支援するために役立つAIシステム、と考えればよい。望む未来からバックキャスティングした時に、重要なポイントになる「分岐点」をAIでシミュレートする「脱炭素シナリ...