地域コミュニティと進めるフューチャー・リビング・ラボの試み
日立製作所研究開発グループの東京社会イノベーション協創センタ(以下、CSI)では、デジタル・ネットワーク社会の時代に新しく形成される習慣や文化とは何かを問い、技術がそこではどのように使われていくべきなのかを追求するビジョンデザインプロジェクトを推進してきた。CSIではこれまでのビジョンデザインの成果を踏まえ、フューチャー・リビング・ラボ(以下、FLL)という実践活動にとりくんでいる。このFLLについて、ビジョンデザインプロジェクトの柴田吉隆 主任デザイナーと、サービスデザイン&エンジニアリング部 森木俊臣主任研究員に話を伺った。
フューチャー・リビング・ラボとは
柴田:フューチャー・リビ...