鉄道の省電力化と定時運行を両立させる運転支援システム「DAS」の効果
鉄道関連の技術は、車両開発、軌道などのインフラ開発・整備技術、そして運行管理システムの3本柱を軸に、安全性や快適性を実現している。日本の鉄道関連技術が世界最高水準の安全性と定時運行を支えているのは周知の通りである。しかし、少ないエネルギーで最大の効果を発揮させる、つまり「省エネルギー化」については未だに開発の余地が多く残されているのが実情だ。
そこで、日立製作所では鉄道DAS(Driver Advisory System)、すなわち、勾配などの路線条件やダイヤを考慮し、定時性と省エネ性の観点で最適な加減速や惰性走行のタイミングを運転士へリアルタイムに提案するシステムの研究開発に取り組んで...