スマート製造を実現する、複雑な部品内面の3D形状計測技術を開発
φ6~φ100mmの広範囲な内面形状に対する測定精度5µm以下を実現
日立は、スマートファクトリにおいて、IoTセンシングを活用して高品質の製造を実現するための技術の一つとして、自動車、航空機、建設機械の油圧部品やエンジン部品などの狭く複雑な穴形状(以下、狭隘部)内面の3D形状を非接触で計測できる技術を開発しました。本技術では、狭隘部に挿入したプローブの先端から、独自開発した広範囲高精度距離計測レーザ光を射出して、プローブを旋回走査することで、内面の3D形状を計測します。本技術により、従来測定が困難であった広範囲な狭隘部(φ6~φ100mm)の内面形状を、精度5µm*1以下で計測すること...