快適な音環境づくりをめざし、現場の音環境を視聴覚的に体感できる技術を開発
日立は、快適な音環境づくりをめざし、3次元音響伝播モデルに基づいて新たに設計した27chマイクロホンアレイを用いて現場の音環境を収録し、HMD (Head Mounted Display)やマルチチャンネルスピーカなどで高臨場に再生する技術を開発しました。さらに本技術では、収録/再生に加えて、音の到来方向や強さを解析して可視化することができるため、音情報を360度カメラで撮影した全方位映像に重ねることで、どの場所から音が発生しているかなどの現場の状況を視聴覚的に体感することが可能です。今後、本技術と音響シミュレーションを組み合わせた音環境設計技術の開発を進め、都市空間や居住空間などに適用...