高所で足場が不安定な設置状況下でも作業効率の高いロボットシステムを開発
作業成功率を高める機械学習ロボット制御技術と短時間で完了させるリアルタイム工程組み替え技術の効果を実証
日立は、ビルや社会インフラ施設など建設現場の省人化に向け、不安定な設置状況下でも作業の成功率が高く、またエラー発生時においても工程組み替えを自動かつリアルタイムで行う、双腕型施工ロボットシステムを開発しました(図1)。本システムは、早稲田大学との共同研究により開発した、機械学習を用いた制御技術を搭載しており、足場が不安定で、コンクリート壁面の穴の位置を正確に測定できない状況でも、アンカーボルトを99%以上の成功率で打ち込むことが可能です。また、ロボットの片方の腕で作業エラーが発生した場...