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EV向け800Vインバータに用いられるパワーモジュールの絶縁構造で全国発明表彰「内閣総理大臣賞」を受賞

加速性能向上や短時間充電を可能とする革新的技術により、EVの普及やカーボンニュートラル社会の実現に貢献

株式会社日立製作所
日立Astemo株式会社

画像: 図1. 開発したEV向け800Vインバータ(左)と、両面冷却パワーモジュール(右)

図1. 開発したEV向け800Vインバータ(左)と、両面冷却パワーモジュール(右)

株式会社日立製作所(以下、日立)と日立Astemo株式会社(以下、日立Astemo)は、このたび、電気自動車(以下、EV)向けインバータに用いられるパワーモジュールの絶縁構造に関する特許(特許第6200871号)で、令和4年度(2022年度)の全国発明表彰「内閣総理大臣賞」を受賞しました。科学技術的に秀でた進歩性を有し、かつ顕著な実施効果を上げている発明であると評価されたものです。

全国発明表彰は、日本における発明、考案または意匠の創作者ならびに発明の実施および奨励に関し、功績のあった研究者・科学者を顕彰することにより、科学技術の向上および産業の発展に寄与することを目的として1919年に創設されました。

EV向けインバータの高電圧化は、EVの加速性能向上や短時間充電に有効です。今回、インバータに用いられるパワーモジュールの絶縁構造を新たに考案し、高い絶縁耐圧と放熱性能を両立させました。これにより、インバータを従来の400Vから800Vに高電圧化し、小型・高出力化を実現することで加速性能向上や短時間充電が可能となります。
日立と日立Astemoは、今後もインバータなどキーコンポーネントの技術革新を通じてEVの普及を促進し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。

なお、表彰式は、6月30日(木)にThe Okura Tokyoで開催されます。

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