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ニュースリリース概要

日立、現場データの収集技術や生成AIを活用した「現場拡張メタバース」を開発

原子力プラントの実寸大模型の移設作業において、業務効率化の有効性を確認、多様な産業分野への導入をめざす

株式会社日立製作所
日立GEニュークリア・エナジー株式会社
株式会社日立プラントコンストラクション

画像: メタバース空間上に再現された原子力発電所内の構造物の実寸大模型* (俯瞰)

メタバース空間上に再現された原子力発電所内の構造物の実寸大模型* (俯瞰)

*資源エネルギー庁の補助金により製作

株式会社日立製作所(以下、日立) は、これまで、エネルギーや交通分野の建設・製造・保全などの現場で、施工・製造などの現場関係者と設計・品証・管理部門などの現場外関係者の情報共有や合意形成を促進し、現場業務を迅速に進めるためのメタバース技術の開発に取り組んできました。このたび、これまで開発を進めてきた技術を組み合わせ、産業分野での活用を想定した「現場拡張メタバース」(以下、本技術)として発表いたします。
また、本技術を、日立GEニュークリア・エナジー株式会社(以下、日立GEニュークリア・エナジー)および、株式会社日立プラントコンストラクション(以下、日立プラントコンストラクション)と連携し、両社内で実施された原子力発電所の実寸大模型(以下、モックアップ)の移設工事に適用しました。その結果、特殊なデジタル機器を使わず、遠隔の部署同士での認識齟齬による手戻り頻度を減少し、他の作業の完了待ちを低減するといった業務効率の向上に有効であることを確認しました。
日立GEニュークリア・エナジーと日立プラントコンストラクションは、本技術を、原子力発電所における作業効率と安全性の向上や技術伝承、人財育成に活用していきます。そして、今後日立は、さまざまな産業領域のお客さまと協力し、現場作業を効率化することでグローバルな社会インフラの持続可能な運用や管理に貢献します。

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