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シミュレーションにより、事業継続に影響を与える高リスクな攻撃シナリオの特定に成功

日立は、サイバー攻撃が業務継続性に与える悪影響を評価するセキュリティデジタルツイン技術*1を実装したプロトタイプシステムを開発しました。お客さまとの実証実験(PoC)を通じて、その有用性を評価し、高リスクな攻撃シナリオを特定できることを実証しました。

セキュリティデジタルツインは、フィジカル空間で稼働するシステムをサイバー空間上に再現する日立発の技術です。お客さまのシステムが攻撃を受けた場合や、セキュリティ対策を適用した場合に、業務継続性に与える影響を評価することができます。
今回のPoCでは、お客さまのシステムのデジタルツインモデルを構築し、サイバー空間上での攻撃シミュレーションを実施しました。その結果、デジタルツインを利用して、事業継続に影響を与える高リスクな攻撃シナリオを特定・可視化できることを確認しました。本可視化画面により、経営者(意思決定者)は事業継続への影響を容易に判別可能となり、セキュリティ担当者と経営者のコミュニケーションを円滑化します。

今後、日立は、セキュリティデジタルツイン技術の継続的な研究開発、および対策実施時の業務影響評価の実証実験を行い、お客さまの業務継続性とセキュリティ確保の両立に寄与するとともに、業界全体のセキュリティ向上に貢献します。

画像: 図1 セキュリティデジタルツインの全体像と、お客さまとのPoCで効果を検証した範囲

図1 セキュリティデジタルツインの全体像と、お客さまとのPoCで効果を検証した範囲

1:業務継続性を担保したセキュリティ対策の設計を可能とするセキュリティデジタルツイン技術を開発(2022年11月22日)

照会先

株式会社日立製作所 研究開発グループ

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